セダン
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:サービス
[2018/12/14]
こんにちは!サービス部のよっちゃんです。
美しい地中海の国イタリア。
そんなイタリアで生まれた華麗なフォルムとかっこいいを併せ持ったアルファ ロメオ。
美しい赤はアルファ ロメオの定番色に。
アァ憧れの名車、アルファ ロメオのセダン。
アルファ ロメオ アルファ75
“セダン”って車の話の中でよく聞くし、使うし・・・でも、どんな車のことをセダンと言うのでしょうか。
アルファ ロメオ159
セダンの名称は17世紀頃に南イタリアから広まった乗り物のセダンチェア=椅子かご からが始まりとされています。
基本的にはドアが4枚で、エンジンルーム、キャビン、トランクルームの3つの空間が独立しているもので、3ボックスとも呼ばれている。タクシーの形状がセダンの基本です。
ちなみに、日本とアメリカではセダンという名称ですが、他国ではセダンとは言わないんですね。
セダン車の大国英国ではサルーン (saloon)」と言います。
サルーンは上級グレードの商標として用いられることが多いです。日本の車にもサルーンとして販売されているものもありますが実質は英国と米国の呼称の違いなのでJISや自動車技術会での技術的な扱いではまったく同じものを表しています。
セダンは一般的にはリアデッキを持つ3ボックス型の乗用車のことをいうが、中にはリアデッキを持たない2ボックス型もあります。セダンには独立したトランクを持つタイプ(2ドア/4ドアセダン)と独立したトランクを持つかわりにリアハッチを設けたハッチバックタイプがあり2ドアセダンはかつて、小型大衆車を中心にオーナードライバー向けとして設定されていたが、使い勝手の乏しさなどの理由で需要が激減し1980年代に入ると日本国内ではほとんどが4ドアセダンとなってしまうんですね。
アルファ ロメオ・ジュリア(ベルリーナ)
アルファ ロメオ初期のセダン、ジュリアです。
この特徴的なフォルムがすてきですね!
現在定番のボンネットと独立したトランクリッドを持つトランクルームの間に車室を持つセダンは、
・静粛性に優れる
・安定しやすい
・荷室の中を覗かれない
・被追突時におけるリスクが小さい
などの利点があります。
車を持つうえで重量な要素ばかりです。
そうなんです!セダンは動力源がある場所」「荷物を載せる場所」「人が乗る場所」がきっちりと分かれているんですね。
だから常に人気の形であるわけなのです。
セダンは安全だったんです!
もしエンジンに万一何かあった場合に要人の安全性が保てます。例えば発火するようなことがあった場合、しっかりとエンジンルームが別になっていることで安全性がより高くなると考えられます。
もし万一、後ろから衝突された場合でもトランクルームと車内ルームが別になっているので比較的衝撃が少なくて安全性があります。
「人が乗る場所が独立している」というのは「荷物とエンジンが別だから」という結果によるものですが、そうすることで空間が適度に限られますので、空気の無駄な動きがなく、精神的に落ち着くことができます。テレビを見たり新聞を読んだり、また落ち着いて隣の人と話したり電話したりできるのは、無駄な空間がないからです。そしてこれは当然移動による疲労の軽減にもなります。
この、「独立した空間」があるから会社の重役やお偉い方、政府の方などに好まれる高級車となっているんですね。
日ごろ簡単に「セダン」という言葉を口にしていましたが、奥が深い!
何気なく見過ごしてきたところにそんな重要性があったとは!
などと関心してしまったよっちゃんでした(∩´∀`)∩